まだボクが少年?の頃、釣りは波止と浜が中心でした。今から思えば、やっぱりまだまだ海岸線に自然が残っていたのかも知れません。巨大な埋立地は少なかったし、のっぺりとヘドロに満ち満ちただけの海底ばかりとは思えず…。
本名:アイナメ 関西で言うところのアブラメ。(名前の由来は、どこか専門機関から聞いてください)
最近、彼の姿をめっきり見かけなくなったと思っているのは、ボクだけでしょうか。
今は3月、エビ撒きでスズキを狙う季節かな?以前、「アブ新(アイナメの子)が出て来たら、シラサエビでは喰わなくなる」と言う常連さんがいたけれど、確かに障害物にビッシリと幼魚が着いてる姿…見たことあったなぁ。
いくら大阪湾が豊かになって、スズキの楽園になったとしても、彼らを喰い尽くせるはずもなく、やっぱり見かけなくなったのは環境の変化でしょうか。
淡路島や明石の海峡近くでよく見かけるのが『クジメ』。意識しないと区別しないくらい似てるけど、これは別の個体。今でも彼らは海草の中や、障害物の多い釣り場で釣れます。いや、クジメばかりのような…?
アイナメの大型は『ポン級』と呼ばれます。ポンッ♪って上がって来るからかな?それとも1本、2本と呼べるくらいのサイズだから?説は色々ありますが、そんなのが釣れた泉南のポイントでもアイナメは滅多に見かけません。一時、大物ラッシュに沸いた、伊勢の釣り場も埋立て開発が進んだと聞きます。残るは家島?…そうか、釣り場も減ったんですね。
もしかしたら、ボクの環境も変わったからで、実は変わらず彼らはいるのかも知れないけれど、振り返れば、すっかり見かけなくなった魚というのはたくさんいるのかも知れません。
いずれにしても、彼らがいなくなる海なんてイヤですよね。ボクはそう思ったりするんです。
この画像、実は左右反転してあります。魚って左に頭がある方がスッキリしない?ボクだけでしょうか?
デジタル細工はラクなもんです。色々なものを犠牲にしながら、ボクらの暮らしは成り立っているのかも知れません。
2001.4.26.